私には幼い頃母と一緒に父と兄のキャッチボールの球拾いをした記憶があります。それが私の家族間でのコミュニケーションの「原点」だと思います。

家族のバックアップのおかげで私は少年野球から大学野球まで野球を続けられました。
30歳からは指導者となり現在まで野球の指導をすることができました。元来泣きんづらの私を素晴らしい指導者と善き仲間がしっかりと大きな愛で育んでくれました。
私は野球に育てられたのです。

今、富士宮・富士市内で野球をする若者が激減。
私は大阪で幼稚園児対象のキッズベースボール事業を行う『NPO 法人ヒットエンドラン』を訪ねました。ゴムボールを打って走って投げる園児たちの笑顔を目の当たりにしました。
代表者とも交流を持ち提携を申し込みました。私の残りの人生を野球の底辺拡大のために、この事業に注ぎ込もうという決意で勤めを辞し、この度の法人立ち上げに至りました。

「野球の道は、人の道」と信じる私は、野球への恩返しの意味でこれからの若い世代に野球の楽しさと素晴らしさを伝えて行きます。
皆様方のご支援・ご指導を何卒よろしくお願い申し上げます。

水越 佳明（みずこし よしあき）
昭和40年（1965年）生まれ　静岡県富士宮市在住

■球歴

・富士宮市立富士根南中学校卒

・静岡県立富士高校硬式野球部
昭和57年（1982年）第64回全国高等学校野球選手権 静岡大会 準優勝
決勝 静岡高校 5-1 富士高校

・國學院大學　硬式野球部　第96期副将

・星陵高校　非常勤講師

・くされ縁／富士宮市役所

・十代建設、SP十字屋

■指導者歴
富士根南エコーズ野球スポーツ少年団（平成7年～）、静岡蒲原シニア（平成14年～）、球遊友BCC（平成21年～）