治療によって野球肩・野球肘の痛みが消失し、リハビリによって柔軟性や筋力が回復しても、肩・肘関節に負担が加わる投球フォームの場合には再発のリスクが非常に高くなります。このような問題を抱えている選手は本人・ご両親・指導者と問題点を話し合い投球フォームの修正・改善を行ないます。投球フォームをビデオに撮影し、映像と実際に選手が感じている投球感覚を何回もすり合わせる作業を繰り返し、『選手自身が納得のいくスムーズな投球フォームと我々が考えている肩・肘関節に負担が少ない投球フォーム』の一致を目指し、効率的な投球フォーム完成を目指します。